今回から、英語の助動詞を解説していきます。canとかmayとかshouldとか、中学でも高校でもよく見るあれですね!
まず、今回は英語の助動詞の基本を解説します。最も基礎の部分で、最も大切な内容です。英語学習にブランクがある方にもわかりやすいように心がけております!
では!いきましょう!
そもそも助動詞とは
助動詞を使う上での大前提なのですが、そもそも助動詞が何を表すために使われるのかご存知でしょうか?次の3つの文を比較してみましょう。
- He is a painter.
- He may be a painter.
- He must be a painter.
上の2,3が助動詞を用いた文です。それぞれ日本語に訳をするとこうなります。各日本語は上の例文番号に対応しています。
- 彼は画家です。
- 彼は画家かもしれません。
- 彼は画家に違いありません。
日本語にしてみると、それぞれの違いがわかりやすくなったのではないでしょうか。1の文、すなわち助動詞を用いない文は客観的な事実を表します。ただ事実を述べるだけの文です。言われてみればそうですね。これも目から鱗な情報ですよね。
対して助動詞を用いた文は「彼が画家である」ことに対する自分の考えを表しています。自分がどう思うかと言うのが含まれる分となります。
助動詞は何を表すか
日英で対応して考えてみたところで、助動詞の働きについて解説します。
助動詞は話者の心理的情報、すなわち気持ちや判断を伝える働きをします。
話し手が何を考えているのか、どう思っているのかを文に追加するのが助動詞の中心的な役割です。助動詞は話者の気持ちを表す、と覚えておきましょう。
助動詞は、話者の気持ちを表す!
基本的な助動詞
助動詞の基本概念を確認したところで、続いて英語の助動詞とその意味を確認しましょう。
続く記事でそれぞれを詳しく解説しますので、今回は全体像を掴めればいいか、くらいで勉強しましょう。
助動詞一覧
| 現在形 | 過去形 | <可能・義務> | <推量> |
| can | could | ~することができる | ~はありえる |
| may | might | ~してもよい | ~かもしれない |
| must | × | ~しなければならない | ~に違いない |
| (shall) | should | ~したほうがよい ~すべきだ | ~のはずだ |
| will | would | ~するつもりだ | ~だろう |
mustを除いて、助動詞にも過去形があります。ただし、動詞の過去形とは異なり、必ずしも過去の出来事を表すわけではありません。
何を言ってるのかピンと来ないかもしれませんが、こちらについては別記事で扱います。
各助動詞には2つずつ使い方がある
上の表を見てもらうとわかるのですが、助動詞は2つの意味を持ちます。馴染みのあるのは可能・義務の意味だと思いますが、推量の意味もとても大事です。
こちらも助動詞ごとの解説の時に詳しく書きますが、助動詞には「自分の意気込み」を表す可能・義務と、「自分の考え」を表す推量の使い方があると覚えてください!
助動詞5大ルール
ここでは助動詞の使い方について解説します。基本的にはこの5つのルールを押さえておけば完璧です!
①助動詞の形は変わらない
助動詞は三単現の変化を受けません。主語が何かに関わらず、常に同じ形で使われます。
Terry can play the piano well.
×Terry cans play the piano well.
②助動詞は動詞の原形の前に置く
助動詞の後ろには動詞の原形がきます。動詞も人称変化をさせません。
Daniel must study hard for the exam.
×Daniel must studies hard for the exam.
③否定のnotは助動詞の直後に置く
否定文を作る場合は助動詞の直後にnotを置きます。doesn’tやdidn’tは使いません。
Lucy won’t eat vegetables.
×Lucy doesn’t will eat vegetables.
④疑問文は助動詞が文頭に来る
疑問文を作る時は助動詞が 文のはじめにきます。この時もdoesやdidは使ってはいけません。
May I ask you a question?
×Do I may ask you a question?
⑤助動詞は連続して使えない
1つの節(文)のなかで使うことができる助動詞は 1つだけです。連続で並べることはできません。どうしても意味的に助動詞を2つ使いたい時は、類似表現をもって使い分けます。
I will be able to go to the party tonight.
×I will can go to the party tonight.
おわりに
以上、英語の助動詞の外観と基本の確認でした。
英語の助動詞は話し手の気持ちや思いをのせる表現ですので、間違った使い方をしてしまうと相手に誤解を与えたり、言いたいことが間違って伝わる可能性があります。
助動詞はルールも簡単で、覚えることもあまり多くないのですが、話し手の心理をうまく反映するため、日常会話では頻繁に使われます。ぜひとも助動詞をうまく使えるようになりましょう!



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