英単語の中には日本語に翻訳するとどうしても同じような意味になってしまう単語があります。「約」という意味ではaboutがあればapproximatelyがあり、さらにはaroundも同じような使い方をすることも。これらの単語の使い分けは英語を学習すると必ずぶち当たる壁となります。
今回はその中からstudyとlearnの意味の違いと使い分けについて解説します。どちらも英語を始めてすぐに覚えるべき単語ですが、使い分けとなると苦戦する方が多いようです。でも安心してください。この記事を読めば完璧に使い分けができるようになります!
studyとlearnの使い分けができるようになる!
studyとlearnはどちらも「学ぶ」「勉強する」の意味で使いたいところですが、実は日本語訳に置いても厳密な違いがあります。
studyは「学ぶ」「勉強する」の意味で間違いありませんが、learnは「習得する」という訳が正確な意味となります。日本語で「勉強する」と「習得する」の意味の違いがなんとなくお分かりでしょうか?
studyは学問などに取り組む過程が重要視される単語ですので、「勉強する」という意味が当てはまります。勉強の結果、理解できてもできなくても構いません。とにかく「勉強する」という行為を伝えたい単語なのです。
対してlearnは勉強したり練習した結果、何かが身についたかどうかが重視されます。すなわち知識や技能を「習得する」という結果に重点を置いた単語です。身についていないことにleanは使えないことになります。
例文だと以下のような違いがあります。
(1) ⚪︎I have studied English for ten years.
× I have learned English for ten years.
「私は十年間英語を勉強している」
これは「十年間英語の勉強に時間を使っている」という学習過程を伝えたい文となるため、過程重視のstudyが適切な表現となります。反対に「英語が身についている」かどうかには言及できないためlearnは使うことができません。
studyもlearnも使えるパターンとしては次のような文があります。よくみてみると意味の違いがはっきりと出てきます。
(2) ⚪︎ I studied how to make a speech in English.
「私は英語でのスピーチ方法を勉強しました。」
→英語でのスピーチの仕方を勉強したという過程しか述べられていない。すなわちスピーチができるようになったのかはわからない。
⚪︎ I learned how to make a speech in English.
「私は英語でのスピーチ方法が身についています」
→英語でスピーチする方法を理解し、実行に移す技能を習得したという結果を述べている。すなわち英語でのスピーチができる。
いかがでしょうか。studyとlearnの意味の違いを理解してもらえたでしょうか。この記事を読んで使い分けができるようになった方はまさにlearnと言っても過言ではありませんね。
You learned how to use the word “learn”!
studyは学習の過程を重視する単語。身についたかどうかはわからない。
learnは学習の結果を重視する単語。学習内容が身について知識や技能を習得したことを指す。



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