こんにちは。井上惠隆です。
今回は時制の一致について学びたいと思います!
翻訳上の問題点
日本語⇆英語の翻訳のギャップとして、次のような日本語を正しく英文に訳せるかという問題があります。英語訳として適切なものを選んでください。
「私は彼が独身であると知っていた。」
- I know that he is single.
- I know that he was single.
- I knew that he is single.
- I knew that he was single.
いかがでしょうか。時制をしっかり考えましたか?
正解は4です!日本語訳の時制を真剣に考えた方は3を選んだのではないでしょうか。
ではなぜ4が正解なのか、結論から言えばこれが時制の一致という法則です。解説していきます。
時制の一致とは
先程の文を再利用して時制の一致について解説していきます。
- 私は彼が独身であると知っていた。
- I knew that he was single.
時制の一致を考える上で大事なのは主節と従属節の考え方です。節について自信がない方は↓を要チェック!
主節と従属節の時制を合わせる
英語では、主節の動詞が過去形の時、従属節の動詞も過去形になるというルールがあります。これを時制の一致と呼びます。
- 私は彼が独身であると知っていた。
- I knew that he was single.
日英どちらも主節を赤で、従属節を黄色で示しました。日本語の「〜である」に引っ張られて従属節を現在時制にしてしまいがちですが、英語では従属節内は過去形になります。
「私は彼が独身だったと知っていた」とはしないでくださいね。
もし、主節の出来事よりも以前の出来事を表すときは主節の動詞を過去形に、従属節の動詞を過去完了形にします。
- 私は彼が独身だったことを知っていた。
- I knew that he had been single.
主節の動詞が過去形の時、従属節内も過去形になる。これが時制の一致です!
主節が現在時制の時は?
時制の一致はあくまでも主節が過去形の時に適用される規則です。したがって、主節の動詞が現在形の時は従属節内に時制の一致は起こりません。
- 私は彼が独身だったことを知っている。
- I know that he was single.
主節動詞が現在形の時は従属節は現在形or過去形の選択肢がありますが、主節動詞が過去形の時は従属節内は過去形です。選択肢はありません。

例文で理解を深める!
では、時制の一致について学んだので、簡単な例文で確認してみましょう。日本語に合うものを選んでください。
- 私は君がジェーンのことを大好きなのだと思っていた。
- a. I thought that you loved Jane.
- b. I thought that you love Jane.
- サリーはあなたが日本語の先生だと言っていた。
- a. Sally said that you were a teacher of Japanese.
- b. Sally said that you are a teacher of Japanese.
- みんな、このCDはすでに売り切れてしまっていたと思っていた。
- a. Everyone thought that this CD had been already sold out.
- b. Everyone thought that this CD were sold out.
- 彼はあの会社に勤めていたことを言わない。
- a. He doesn’t say that he worked for the company.
- b. He didn’t say that he worked for the company.
いかがでしょうか?しっかり日本語と対応させて考えてもらえたでしょうか?
答えは全てaでした!
おわりに
今回は時制の一致という文法規則について学習しました。英検で出題されることもありますし、発展的な内容が大学入試で問われることもあります。
主節動詞が過去形なら、従属節も過去形になる。これをしっかり理解して英語力を高めましょう!



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